登録販売者資格は、利益追求の為に「規制改革」と称して、政府の「規制改革会議」で薬の販売自由化を強引に決定しようとする勢力に流され、資格が廃止されかねない危険な状況にあります。
風邪薬、咳止め薬、目薬、鼻炎薬などの医薬品が、洗剤やフライパン、生鮮食品、日用雑貨品と同じように誰でも売れるようになったら「くすり屋さん」は街から消えます。
ドラッグストアは基盤を失くし、働いているみなさんの生活基盤も壊れます。
愚かで誤った薬の販売自由化は絶対に止めなければなりません。
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5年、10年、30年の先までも、だれもが健やかに暮らせる日本であり続けるために、だれもが適切で必要な医療を受けられる国民皆保険制度は将来にわたって維持されなければならない、と私は信じて疑いません。だから私は将来にわたって国民皆保険制度が維持されるための医療改革に取り組んでいます。
たんなる風邪も、食べすぎも飲みすぎも、ニキビも、水虫もなにからなにまで全部お医者様に治療してもらっていたら健康保険制度は維持できません、だから、自分で自分の体を適切にケアするセルフメディケーションが国の保健衛生の中心政策として採用されるように取り組んで行きます。
年をとったら体の無理がきかなくなる、足腰が衰えて歩くのも辛くなる、あっちも悪い、こっちも悪い、悪くないところを先に言えと云われるようになる。でも、80歳でも90歳でも元気、元気なおじいちゃん、おばあちゃんも沢山います、誰もが元気で長生きできるように、健康寿命延伸を国策として推し進めることに取り組んで行きます。
介護に疲れて無理心中、続けたいのに介護で泣く泣く仕事を辞める、家族みんなが介護に疲れて家の中が暗くなり、家の中から笑い声が無くなる、あなたの身近にも介護で苦労してる人がおられるでしょう。国は十分ではないまでも介護事業も、介護支援事業も行っています、一通り介護に手を差し伸べてはいます。ですが、本当に介護に困り、苦労している人に国の制度はつながっていません、介護ケアを必要な人に届く、つながるシステムの構築に取り組んで行きます。
生活者に最も身近なセルフメディケーションのサポート拠点として、健康寿命延伸のためのサポート拠点として、介護ケアのサポート拠点として、街の薬局・薬店、ドラッグストアが日本の保健衛生の一翼を担う重要な社会インフラとして整備され、生活者に広く活用される国の制度づくりに取り組んで行きます。
街の薬局・薬店、ドラッグストアで働く薬剤師、医薬品登録販売者のみなさんは、セルフメディケーション、健康寿命延伸、介護ケアのサポートを担える能力を十分に備えられている重要な人的資源です。薬剤師、医薬品登録販売者のみなさんが検査業務や健康相談業務なども担えるように業務領域を拡げる制度改正に取り組んで行きます。